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ブレーキパッドはすり減ります~さらっとブレーキパッドの交換作業

今回はブレーキパッドの交換作業をさらっとご紹介します。
さらっとのご紹介ですので、途中の細かい作業はまた別の機会に譲ります。
所要時間は30分程度です。

画像はタイヤを取り外したところからいきなりスタートです。

写真中央の穴が開いたように見える塊がブレーキのキャリパーです。右側にブレーキホースが付いているのが見えます。また左に4本見えるボルトは、タイヤを留めているハブボルトになります。

では、キャリパーを留めているボルトのうち、下側のボルトを外してキャリパーを浮かしてみましょう。

下のボルトを外して、キャリパーをくるっと180度上にひっくり返したところです。ブレーキホースに無理な力がかかる場合はダメですが、この車は大丈夫でした。今回交換するブレーキパッドが2枚見えています。「どれがブレーキパッドかわからないよ~」とおっしゃる方、下の写真と見比べてみてください。

ではブレーキパッドを新しいものに交換しましょう。

新品のブレーキパッドに交換しました。あとはピストンを戻してスライドピンの動きなどに異常が無いか確認して、清掃して元に戻すだけです。

新しいブレーキパッドの取付は完了です。真ん中の窓から、一部が見えていますね。でもここで終わりじゃありません。大切な作業が残っています。
ブレーキパッドを交換する際に、キャリパーのピストンを戻しています。そのため新しいブレーキパッドとピストンの間にはブレーキペダルを数回床まで踏めるだけの遊びがあります。そのため、ブレーキペダルを踏み代が出るまで、数回踏みます。
最後にブレーキフルードの量を点検して終わりです。

新旧パッドの比較

交換したパッドと新品を並べてみました。
同じパッドでも減り方に違いがある事がお分かりいただけると思います。
今回の車種では、内側のパッドが外側に比べて減りやすい傾向があるようです。新しいパッドには、ウエアインジケーターが付いていましたので、それに合わせて取付をしました。
これでさらっとブレーキパッドの交換作業終わりです。

8つの強み

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