ブレーキローターの交換作業(前編)
2022年12月01日
輸入車では比較的交換するイメージのあるブレーキローター。でも国産車ではあまり換える事のないイメージです。が、それでも多走行車になると、焼きが入ったり、ゆがみが出たりすることもあり、交換が必要になる時があります。
ブレーキローターはタイヤと同じ回転数で回っている円盤です。これをブレーキパッドで挟んで回転を止めることが、ブレーキの動作になります。
今回交換するのは、約22万キロ走行の小型乗用車のブレーキローターです。ブレーキパッドのあたり面にも、長年の使用で円周状に傷が入り、一部錆が残ったままの部分があります。この部分は、ブレーキパッドが当たっていない部分なので、それだけ制動力が落ちているという事でもあります。また、写真ではわかりにくいですが、ブレーキローターの一番外周のさびが残っている部分と、すぐ内側の光っている部分の間には、わずかですが、段差も生じています。
細かい手順は省略いたしますが、まず、このキャリパーをどかすところから始めます。
すると、キャリパーやブレーキパッドが取り付けられているマウンティングが現れますので、これも取り除きます。
これでブレーキローターが露になりました。
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