タイミングベルト交換
2023年06月11日
タイミングベルトの交換作業、最近ではめっきり減ってしまいましたが、まだまだ現役です。
このタイミングベルト、エンジンの中についているために、車種によっては大変な作業となる事もしばしば。また、それゆえに同時に交換した方がお得なパーツがあります。
タイミングベルトの交換に際しては、タイミングベルト、ベアリング、ウォーターポンプ、オイルシール、外ベルトの同時交換が定番です。これに加えて、エンジンによってはタペットカバーパッキンも必要になります。また、距離的にスパークプラグも交換時期になります。
写真の撮り忘れもあり、部分的ですがざっくりと作業を見てみましょう。
この車の場合、バンパーを外します。
外ベルト、エンジンマウントなどを外して、タイミングベルトカバーを外すところです。続いてタイミングベルトを外し、プーリーを外して、オイルシールの交換をします。
上がカムシール、下がクランクフロントオイルシールです。
新しいオイルシールを組み付けて、ウォーターポンプを外したところです。
プーリーを元に戻して、ウォーターポンプも新しいものを取り付けました。
新しいタイミングベルトを付けて、完成一歩手前です。
今回の車種は、比較的やりやすい方です。でも冷却系のエア抜作業を含めると2時間はかかるでしょう。タイミングベルト交換の一風景でした。