カテゴリー: 雑学

クラッチ交換

クラッチの交換作業を行いましたので、構成部品であるクラッチカバークラッチディスクの新旧比較です。
まずはクラッチカバーです。

右側が新しいもの、左側がもともとついていたものです。プレートには円周状に引っかき傷がついています。この原因はクラッチディスクを見ればわかります。

上の写真が、プレート側になります。丸いワッシャのように見えているのが、実はフェーシングをとめているリベットです。摩耗が進んで、直接リベットが接触したため、クラッチディスク側に傷をつけてしまったのでした。下の写真は裏側ですが、こちらはフライホイール側になります。こちらにも少しこすれた後があります。ちなみに下の写真は新品です。

リベットまでの厚みをご確認ください。

写真を撮り忘れましたが、クラッチカバーのレリーズベアリングとの辺り面には段付き摩耗があり、レリーズベアリングにも異音とがたつきがありました。
クラッチ交換の際は、クラッチカバークラッチディスクレリーズベアリング、パイロットベアリング(付いている場合は)をまとめて交換すると、安心です。

商品記載の適合車種について

 「商品を買ったんだけど、商品の適合欄に自分の車が掲載されていない。間違った商品なのではないか。」というお問い合わせをよくいただきます。事前に弊社で適合確認をしていただき、ご案内した商品をご注文いただいた場合は、掲載されていなくても適合しますので、ご安心ください。
 すべての商品がというわけではないですが、スペースの関係からか適合車種がすべて掲載されている事はないようです。そのため、一部の車種が掲載されているだけとなり、しかもお客様のお車と同じだとはおよびもしない車種が掲載されていると、不安になってしまいます。
 でも、適合確認さえしていただければ、違っているという事はほぼ0%です。ご安心ください。

新しい車検証について

今年の1月から、新しい車検証の交付が始まっています。
なんでも、電子車検証なるもので、ICチップ内蔵ではありますが、紙の車検証です。
サイズもB6サイズを少し小さくしたサイズで、かなりコンパクトになっています。
その分、記載内容も少なくなり、その他の情報はICチップに記録される仕組みのようです。

適合確認の際にお知らせいただくデータの場所もかなり変わりましたので、普通車の車検証をもとに、ご説明をさせていただきます。

①初度登録年月
②型式指定番号
③類別区分番号
④車台番号
の並びになっています。これらの情報をお知らせください。


従来の車検証ではごちょごちょしていた備考欄も、すっきりしました。ここに記載されていた情報や、所有者に関する情報は、ICチップに記録されているようですが、そのICチップは裏面のこのあたりにあります。

そして、ICチップの読み込みのための車検証アプリなるものが、提供されています。

これをスマホに入れて、ICチップをかざすとデータが読み出せる仕組みです。
読み出しをするためには、車検証に記載されている番号が必要なので、チップと番号がないと読み出せなくなっています。

今後3年程度で入れ替わっていくと思いますが、適合確認をご依頼いただく場合には、表面の①~④のデータをお知らせください。

8つの強み